暫くの間、暗い道をただ泣いて歩いていると
うっすらと光が見えてくる
「蓮……大丈夫だ。俺が側にいる」
そっと手を伸ばすその光は
ずっとずっと離れていて
忘れていた光だった
「俺はお前を裏切らない。お前が大人になるまで俺は側にいるよ」
光はゆっくりとほほ笑んで人の形になる
「……!」
私はその光の名前を言って飛びついた
その光の側にあった光達も微笑みながら人に変わる
うん、そうだったね
私は一人じゃなかったよね?
皆がいたんだ…
忘れていたのに側にいてくれたんだ
「ありがとう…」
ようやくそれを言葉にすると
心の穴はゆっくりとふさがっていた
ありがとう…
もう大丈夫だよ
私はもう逃げないし諦めない
前を向いて歩くよ
私の幸せだけを願って
側にいてくれた義兄が教えてくれたことだから
ありがとう……
]]>指定位置まで誘い出したら戦闘開始
「あのね、おじさん。そのウサギさん達はまだまだお月様に帰る時じゃないの。
だからそっとしてあげてほしいな?」
戦い方は支援攻撃を主に
マジックミサイルと彗星撃ちを臨機応変に
霊犬の茶々丸は私達を守りながら隙が出来れば斬魔刀で攻撃を
【戦闘終了後】
ウサギさん達に大丈夫だよ~と言いながら人参を一本ずつあげてみます
「月が綺麗なの。今、月にいるウサギさん達はもうお餅作って食べてるのかな?」
ウサギさんを膝にだっこして……
帰るときにはウサギさんが皆いるか確認してから全員で金網をテープで応急処置
ありがとうってウサギさん達に手を振ってから帰ります
「ミナお姉さん、初めまして」
私は二人のお姉さんの間に入って夜空を見上げるの
「うん、早速日記に書くことにしてるのよ」
「わぁ、お写真撮るの?凄いなぁ」
私のお義兄さんもお星様の写真、時々撮ってるのよ
そんなことを話しながら待ってるの
「そろそろかなぁ?」
ワクワクして見上げる夜空
二人のお姉さんの声に反応してそちらを見るけれどなかなか見れなくて
「あ!流れたの。おっきくて明るかったの~」
それからはたくさん見る事ができて嬉しかった
「今日はありがとうなの。楽しかったのよ」
お姉さん達にお礼を言って
私の心に流れた流れ星
ずっと大切にしまっておきたいな
【硝子の肖像】のみんなと参加
私は司お姉さんに教える二人のお兄さんに食事の差し入れ担当
「お疲れ様なの。お弁当持って来たのよ」
「司お姉ちゃん、頑張れ~!はい、栄養ドリンクね」
「お兄さん達もファイト。はい、コーヒー」
トイレに行くといったお姉さんに美樹お兄さんから指令
持っていた縄をもらって
「了解、逃げたら実力行使だね?」
お疲れ様会でもクラブの皆と
「お疲れ様なの♪司お姉ちゃん、どうだった?」
司お姉さんに、ちょっぴり心配顔をしながら聞いてみる
「あ!すっご~い!お姉ちゃん、頑張ったんだね?」
私もこれからどんどん勉強も難しくなっちゃうんだね
だから今まで以上にもっともっと頑張るよ。
だって私の夢、叶えたいもんっ!
雪合戦頑張るのよ~!
背後からの雪玉には十分注意をしながら前へGoGo!
いざって時は霊犬の茶々丸に防御してもらうの
初めはスタート地点の雪玉製造機から敵を狙うの
見方が前進したら敵からの球を避けながら近くのシェルターまで一気に走るの
クラスの皆より背が高いから標的にならないようにね
シェルターに着いたら身を隠しながらひたすら敵に雪玉を投げるよ
「うわっ…って一君!私を狙わないでよ~。見方じゃん」
「庵子ちゃん、反対側お願いなの!こっちは任せて」
「雪ちゃん、ファイト」
お転婆モード全開で頑張って
勝てたらとっても素敵
負けても皆で頑張るから意味があるの
クラスの皆で参加する合戦
最高に楽しいクリスマスだね?
マラソンは一君とアプリコットちゃんとで頑張るのよ
…って言うのは建前で、私の目的は駅周辺での食べ歩き
肉まんとみたらし団子とコロッケ買って、ほくほく気分
「あ!ちょっと一君、それ私の大好きな…」
私の肉まんを食べる一君にブーイングしながらワーワーと
アプリコットちゃんの方を見るとなんだかおいしそうな食べ物が
「私のみたらし団子2つとそれ、交換しない?」
キラキラ瞳で彼女を見つめておねだりしてみるの
さて、そろそろゴール目指して頑張ろうかな?
「ふ~んだ、ジュース奢るのは一君だもんねっ!」
「アプリコットちゃん、一君を追いかけるよ!」
と、負けじとダッシュして
わんぱく仲間のマラソンは賑やかに楽しく、ね?
ふ~っふっふ~♪
いつもはお転婆禁止ってお兄さん達に怒られちゃうけど、今日は思いっきりお転婆しちゃうのよ~!
パイを両手に持って、いざ!打ち合わせ通りにワタルお兄さんめがけて……だけど何故か縁樹お姉さんにも当たっちゃった♪
「あ、ごめんなさいなの♪(てへっ」
仕返しとばかり飛んでくるパイを避けるけど
「んふふ~…うわっ…っぷ」
パイが顔に直撃して闘志がメラメラ…
「やったなぁー!!」
「みんなも真っ白にさせちゃうんだからねっ!」
着ていた体操服をクリームで甘い匂いがしみるまで集中して投げ返して
顔も髪の毛も真っ白…
「ふふふ、とっても楽しかったのよ」